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町長の部屋
町長のつぶやき2024年度

2024年8月(5年連続ナンバーワン)

先日、大東建託(株)より発表された「街の住みここちランキング2024」において、北方町は今年も県内1位に選ばれ、実に5年連続のナンバーワン達成となりました。囲碁や将棋の世界ならば、5期連続でタイトルを獲得すると「名誉」称号が贈られますが、今回の北方町の記録もとても「名誉」な出来事であることは間違いありません。
正直に言いますと、北方町の対外的な知名度は、今まであまり高くはありませんでした。しかし近年、北方町といえば「住みここちナンバーワンの町ですね」と言われることが増えてきました。皆さんも、少なくとも一度は言われた経験があるのではないでしょうか。
さて、人口減少社会の問題が、声高に叫ばれて久しいところですが、岐阜県では2050年の人口が、現在の194万人から144万人まで、実に25%も減少するとの予測がされています。人口予測に関しては、出産可能な年齢の女性の実数から推計されるので、かなり精度が高いとされています。そのため、今後、社会全体が急速に縮小していくことは避けられず、現実問題として目を逸らさずに向き合わなくてはなりません。
このような状況の中、北方町の「住みここちナンバーワン」という称号は大変イメージが良く、転入者増に向け好影響が期待されます。ただし、社会全体では人口減少が避けられない中、県内外の市町村間で住民の奪い合いをしても、根本的な解決策にはなりません。さりとて、何もしない訳にもいきません。難しい課題ですが、私は少なくとも北方町の住民が、未来に希望を持てるような町政運営を心がけたいと思っています。